幹線道路に地主とタイアップ方式で店舗建築


地主は先祖代々の土地を「売る」ことは出来ないが貸すことは可能ということから駅近辺に賃貸マンション建築、幹線道路沿いにレストラン・店舗等の建築というスタイルで、しばらくの間流行しました。

しかし、近年は特に、工夫が必要な時期に突入しております。
地主が希望する条件はリスクを最小限に、テナント側の条件は立地条件・予算をかなり厳しく制限してきます。そこにアメリカのサブプライムローンによる不景気感、加えて都市部の幹線道路沿いは飽和状態。
今まで成功していた商談も日増しに少なくなってきているのが現状です。
新しい考え方として利用価値の低かった袋地を所有する地主が道路から袋地に至る土地を借地し、通路を設け、地主自身がオーナーとなって賃貸アパートを建築すると云うのもありますが、建築業界を再生するには至って居りません。